ぴろの浅はかコラム

政治とか歴史とか社会情勢とか気になったニュースを引用して軽めに述べるコラム。不定期更新

南北首脳会談と北朝鮮のこれから

こんにちは、ぴろです!

 

4月27日、北朝鮮と韓国による南北首脳会談が実施されました。

http://www.bbc.com/japanese/43920684

『南北首脳会談 北朝鮮メディアは「歴史的」と賞賛』

 

私は正直、北朝鮮をまだ信頼していません。北朝鮮は信頼に足る行動を起こしたとは言い難いからです。核施設の閉鎖や朝鮮戦争の集結を明言していますが、はたしてそれらの約束は守られるのか。

 

1994年の米朝枠組み合意の後、北朝鮮は核開発を継続し、2007年に行われた6者会合の後に弾道ミサイル実験を敢行しました。そして金正恩政権下では多数の弾道ミサイル実験、また核開発の強化を進め、挙げ句の果てには「ソウルを火の海に」というスローガンまで掲げていた北朝鮮が、掌を返したように韓国との友好を結ぶといっても、信用出来るのかと。

 

このまま北朝鮮と韓国の蟠りは解消されることを願いますが、日本は蚊帳の外でいいのかと思います。南北問題が解決しても日本の拉致被害者は帰ってくるか分かりません。日本は北朝鮮の融和ムードを指をくわえて見ているだけでは置いてかれます。

 

注目すべきは中国とアメリカの動向です。北朝鮮がこのままの状態でいけば、在韓米軍の存在意義について問われるでしょう。国内に留まることは難しくなる中で、北朝鮮と親密な中国はどう行動するのでしょうか。

 

世論は平和ムードで盛り上がっていますが、国際社会はそう上手くいかないということに留意してこれからの各国の動向に目を配る必要があると思います。

 

以上です。最後まで見ていただきありがとございました!

習近平独裁政権か?逆流するChina

みなさんどうも。ぴろです。

 

3月11日、震災から7年という月日が流れ、現在の東北の様子がニュースなどで多く報道されました。

 

その日に中華人民共和国では全国人民代表大会が行われ、国家主席の任期10年という規制を撤廃する改正案を採択されました。

https://www.nikkei.com/article/DGXMZO27980420R10C18A3000000/

『中国全人代国家主席の任期撤廃。習氏3期目可能に』

 

中華人民共和国の初代国家主席である毛沢東は1940年に自身が提唱した「新民主主義論」に基づいて社会主義建設を始めました。その時に行われたのが大躍進運動。これは失敗に終わり、餓死者は2000万人にも上ると言われています。この結果、毛沢東国家主席を辞任しましたが、共産党主席の地位に留まり、権力を保持し続けました。その後に劉少奇国家主席の座を引き継いだものの、劉少奇の実権派と毛沢東派の抗争が続き、1966年に毛沢東プロレタリア文化大革命を発動しました。

 

毛沢東に焚き付けられた学生は全国の役所・商店を襲撃しました。この文化大革命で損害を蒙った人は1億人を超えると言われています。権力が1人に集中したことで起きたこれらの出来事の反省として集団指導体制に移行し、国家主席の任期を2期10年とする制約を憲法に盛り込んだのです。

 

こういった歴史がある中、習近平氏は憲法改正に踏み切りました。当然国内での批判はあるものの、そういった声は削除し、国営メディアでは支持派の意見だけを流し、世論を傾けようとしています。

 

このような姿勢に日本は警戒しなければいけないと思います。習近平体制には不穏な空気が漂っています。軍事力増大、海外基地の建設、海洋進出など上げればキリがありません。今回の憲法改正によってより一層習近平氏に強大な権力が集中することは火を見るより明らかです。中国脅威論などは当てにならないし、信憑性に欠けるという声も多数耳にしますが、実際問題として我々の前に広がる中国の脅威から目を背けてはいけません。

 

毛沢東時代の悪しき中国に戻りつつある現体制に日本はどう向き合っていくか。北朝鮮問題といい、中国の今回の件といい、山積みとなった外交的問題を先延ばしにすることは出来ません。森〇問題とかで与野党がくだらない議論を繰り返している間にも海外の流れは進んでいきます。さっさと国内の問題を解決して対外関係に毅然として向かってもらいたいものです(笑)

 

今日はこれで終わります。最後まで見ていただきありがとうございました!!

 

 

 

 

 

漫画村問題、著作権違反って…?

みなさんこんにちは。ぴろです。

 

ココ最近、Twitterなどで漫画村の無料公開が違法なのではないかという話題をちらほら目にします。そもそも漫画村って何ぞや?って思う人もいるかもしれません。

漫画村はネット上に落ちている画像を機械で収集して保存しているウェブ型クローンサイトです。」

http://mangamura.org/about

つまり漫画本体を公開しているわけではなく、ネット上の画像を表示しているだけという主張なのです。この言い分だと明らかに著作権違反していても、マンガそのもの(著作物)ではないから違法にならないということになってきます。そして漫画村の運営が日本ではない、国交がない国で行われており、その場合日本の法律が適応されないため、著作権違反にはならないというカラクリがあるそうです。

 

ネットではこの漫画村に対して賛否両論となっています。漫画村で漫画を読むことは食い逃げと同じだと主張する人もいれば、読むだけでは違法にならないと主張する人もいます。

 

ただ一つ言えることは、みなさんが日頃から著作権違反をしてないと胸を張って言えるのかという点です。SNSなどの台頭によって様々な情報発信が可能となっている今、アニメやゲームの画像を無許可であげていることなんて日常茶飯事でしょう。XVideosやAnitubeなどといった違法動画サイトを利用している人も、MusicFMなどといった違法音楽アプリを利用している人も今の日本には数え切れないほどいます。Youtubeニコニコ動画に上がっているアニメのOP集だって著作権違反なのではと言われてしまいます。

 

だから漫画村を読んでいいかという訳にもいきません。漫画を買うこと、アニメを正規の方法で見ること、これらの行動が作者や制作会社への報酬となるのです。今働いている人の給与は、当然その会社のサービスやモノへの対価として払われた金銭を分配したものです(公務員は除く)。何かを提供する。それに対価を支払う。そういった基本のことが現代社会では薄れてきているのだと思います。

 

野菜や果物を店から金を払わないで取ったら犯罪です。当然漫画もそうです。ですが漫画村を批判しても、モラルの低いこの社会で、そういった海賊サイトは消えることは無いでしょう。批判するよりも自分自身の行動を改める方が有意義だと思います。何より必要なのは社会全体の意識改革なのではないでしょうか。

 

今日はこれで終わります!

最後まで見ていただきありがとうございました!!

北朝鮮非核化へ。初めてのコラム

どうもはじめまして。ぴろと申します。

 

政治やら経済やら気になったニュースを自分なりの解釈で伝えていこうと思いブログを始めました。

 

そしたらこんな記事が。。。

http://toyokeizai.net/articles/-/211888?display=b

『トランプ米大統領、5月までに金委員長と会談』

 

どうやら金正恩委員長がトランプ大統領との米朝首脳会談実現に向けて非核化を約束したというのです。これに対しトランプ大統領は会談する意向を表明しました。

米朝首脳会談は冷え込んだ関係を上向きにしてくれるのではという期待の声もちらほらと聞こえてきます…。ですが私は本当に北朝鮮に非核化の意思があるのか疑問に思います。

 

http://www.sankei.com/politics/amp/180309/plt1803090030-a.html

河野太郎外相「口で非核化と言っているだけなら対話打ち切り」』

 

河野太郎外務大臣はこの北朝鮮の歩み寄りに「口だけなら打ち切り」と言っています。少なくとも今の北朝鮮に信頼性などは皆無です。日本海にミサイルを発射し、日本への危険を脅かしてきた北朝鮮が、一転して非核化を約束する。このような急展開には制裁の効果が効いてきたからなどという安直すぎる理由で考えるのは危険だと思います。

 

平昌五輪でのアイスホッケー南北合同チームや、応援団の派遣といった北朝鮮と韓国の融和ムードに加え、今回の非核化約束という北朝鮮の対応にアジア諸国、特に日本は注意しなければなりません。

 

今後も北朝鮮の動向が注目の的となるでしょう。南北朝鮮の統一も実現してほしいものです…

 

今回は初回なのでこのくらいにしておきます。最後まで見ていただきありがとうございました!